私は和歌山県の桃山町(現在紀の川市)で生まれ、安楽川小学校、荒川中学校、那賀高校、和歌山大学と、ずっと和歌山で育ってきました。
大学卒業後は、地元の経済活性化、特に、地元に働き場所が少なく、仕事探しに都会へ旅立つ同級生が多かったことから、企業誘致の仕事がしたくて、地方公務員の仕事に就きました。
結婚後は、有田川町に居住し、2人の娘が生まれ、温かい家庭を築くことに、さらに喜びを覚えました。
そんな私ですが、ある日、厚生労働省の発表によれば、「昭和25年以降の離婚件数の年次推移をみると、42年までは6万9千組~8万4千組で推移していたが、59年から63年に減少したものの、平成14年の29万組まで増加傾向となった。平成15年以降は減少に転じ、20年は25万千組となっている。」とのニュースを受け、自分の親族も離婚を経験したこともあり、離婚について情報を集めました。すると、この離婚というものは、恐ろしく、全国には養育費の未払いが半数を超えていました(平成28年調査)。
また別の機会に、祖母の弟が他界した際、祖母の時代は大正から昭和初期、生めよ、増やせよのスローガン真っ只中で、10人兄弟でした。
さらに、その人には子供もいなく、相続人が広がり、19人相続人がいることが判明しました。
当時は、相続人が多かったことから、相続税の発生はありませんでしたが、平成27年の相続税法改正をきっかけに、今後相続税を支払わなければいけない人が増えてきます。
私はこの経験から、養育費は子供の権利で、未払いは許さない。全国には相続財産を処分したくてもできない人もいる。を思って、行政書士となり、このような案件に特に尽力したいと思い、開業を決意しました。
母子世帯の養育費の受給状況
母数 | 2060件 |
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現在も養育費を受けている | 24% |
養育費を受けたことがある | 16% |
養育費を受けたことがない | 56% |
不詳 | 4% |